- ストーリー
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美しいジパング。そのジパングに、ある時「暗黒ラン」と呼ばれる巨大な花が出現した
暗黒ランとは地下帝国「根の国」に咲くといわれる植物である根の国の王である「ヨミ」は暗黒ランの茎をつたって地上に現れ、
「根の一族」の怪物たちを操り、ジパングを制圧していった。侵略が続く中、どこからともなく現れ、怪物どもに挑んだ者たちがいた。
「火の一族」である。
「火の一族」と「根の一族」との戦いは千数日の長きに渡り、
戦いの末、「火の一族」は「根の一族」を倒し、七本の聖剣ヨミと暗黒ランを地中深くに封じた。/p>「火の一族」もまた、その戦いの中で滅んでしまったという…
それから千年の平和な日が続き、「火の一族」はもはや伝説の存在となっていた。その頃…
ジパングの西方・大和の支配者タイクーンがヨミと暗黒ランを復活させようとしていた。火多の国の山あいにある白川村から物語は始まる。
村のガキ大将である戦国卍丸ガある日子分を連れて高山村の祭りを見に来ていた。
すると突然地面が割れ、巨大な花が出現した。花から現れた死神兄弟によって人質にされた母や高山村の住民を救うため、卍丸は旅立つ。
母からかつての大戦のこと、聖剣によって暗黒ランを封印したこと、そして
卍丸が火の一族の血を受け継いでいることなどを知る。父の形見の陣羽織と剣を身につけ、ジパングを救うべく旅立つのであった。